屋外トレーニングがトレッドミルよりトレーニングに優れている理由

ランニング・マラソンのトレーニングの中に「トレッドミル」があります。トレッドミルはランニングマシーンとも呼ばれ、コンベアベルトの上を走り続ける機械です。室内でもトレーニングできる利点を持っているため、スポーツジムに多く置かれています。

スポーツ科学の世界では、トレッドミルと屋外で走るのではどちらがトレーニング効果があるのかという議論をされています。両者ともに良い点、悪い点があるため、どちらのトレーニングが優れているかという決定打はわかっておりません。

ただ、姿勢・体の使い方の観点で話すと、どちらのトレーニングが優れているのか判断することができます。ここでは、トレッドミル、屋外トレーニングのメリットデメリットを明確にし、さらに姿勢を考慮してどちらのとレーニングが優れているかを解説していきます。

 トレッドミル、屋外トレーニングのメリット・デメリット
トレッドミルの利点は走行中に膝の負担がかかりにくいことです。ベルトの上を走るため、アスファルトの上を走るのと比べて着地衝撃が小さいです。そのため、脚の筋肉がついていない人が最初にランニングを始めるのに適していると言われています。

ただ、トレッドミルには走らなくても走ったことになるという弱点があります。具体的にはその場でジャンプするように走っても距離が換算されることです。

動いているベルトの上を進んだ距離で走行距離が計算されます。そのため、自分から上半身の体重を前方に動かさなくてもその場でジャンプをすれば距離を進んだことになります。そのため、トレーニング効果が半減する可能性があります。

屋外トレーニングはそうしたことがないため、トレッドミルよりトレーニング効果が高いといえます。さらに、外で走るには気温や湿度が変わるため、より大会や実践に近い練習が取り組むことができます。

ただ、屋外トレーニングにも、アスファルトの上を走るため、トレッドミルよりケガをするリスクが高いと言われています。このように、トレーニング効果・筋肉といった観点で考えると、両者ともにメリット、デメリットがあるため、使い分けることが必要です。
 
 屋外トレーニングでしか得られないものを理解する
それでは体の使い方・姿勢の観点でどちらが優れているか考えてみましょう。すると、屋外トレーニングの方が優れているのがわかります。それは「ペース感覚」が身に付くからです。

マラソンランナーはある決められた外周を走るとき、どのくらいの力加減で走ればゴールで目標タイムに到達できるか考えます。そして、自分の中で必要とするスピードを脚の力や運び方を調節します。

そのときにあらゆる目印をつけます。それが、200メートル先の木や600メートル先の駐車場であったりします。周りの景色に目標地点をつけることで自分の走っているスピードを頭で計算する力や感覚が養われます。

このペース配分を考える力は高度な体の使い方といえます。走っている最中の自分の体の状態を自覚し、さらにそれを維持し続けることは長時間同じ姿勢をキープしていることにつながります。このように、体の使い方・姿勢の観点では、屋外トレーニングが優れています。

実際に私はトレッドミルから屋外トレーニングに変えたことで、マラソンのタイムは速くなりました。今までトレッドミルでは考えなかったことに気を配るようになり、より試合に近い足運びやペース配分ができるようになったからです。

これがトレッドミルであると、なかなかこの力が身に付きません。それは、自分の走りたいと思うスピードがあれば、機械が先に設定してくれるからです。

トレッドミルは1キロ4分で走りたいと思えば、ベルトが自動的にそのスピードに動いてくれます。走っている最中は実際の大会や練習のように、必要な力配分を考えなくて済みます。すると、本番でオーバーペースになってしまい、けがをする可能性があります。

このように、トレッドミルと屋外トレーニングはトレーニング効果・筋肉の観点では、両者ともにメリットデメリットがあります。しかし、屋外トレーニングは「ペース感覚」という体の使い方が身につくため、トレッドミルより優れたトレーニングといえます。

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