スポーツで「期待してるよ」と応援すれば、パフォーマンス低下を招く

スポーツで高いレベルの結果を出すために、メンタルを強化することは大切です。そこで、周りの人は、頑張っている人に対して応援の声やメッセージを伝えることがあります。選手の競技人生は練習や試合で我慢の連続であるため、応援されることは励みになります。

しかし、良かれと思ってかけている言葉が試合になると緊張を招き、パフォーマンス低下につながる可能性があります。そのため、応援する言葉がその人に与える影響を理解する必要があります。

ここでは、試合でかけるとパフォーマンス低下につながる言葉について解説していきます。

 「期待してるから」という言葉は心を圧迫させる
例えば、応援の言葉の中に「期待してるよ」という言葉があります。

一見すると問題ないように思います。しかし、この言葉は受けた本人に悪く働く場合があります。試合や本番で「期待してるよ」と言われた人は心が圧迫し、プレッシャーに押しつぶされてしまう可能性があります。

「期待してるよ」と言われると、聞こえもよいし自分の価値が上がったような気になります。言われた人は少し高揚感さえおぼえます。この言葉は、練習の時は良い方向に働きます。

しかし、本番は緊張もするし、一発勝負です。そこで、「期待している」と言われると、自分が価値のある人間であると証明しなければいけないと考えてしまいます。

両親に期待していると言われると、試合で「ここで勝たないと親の想いに応えられない」と思います。指導者に言われると「失敗はゆるされない」と感じます。友人や知人に言われたら、「かっこ悪いところは見せられない」と自らハードルを上げてしまいがちです。

ほとんどの人はまわりからの声や評価でプレッシャーがかかるものと考えています。しかし、プレッシャーは自分の中で作り上げていることの方が多いです。自分の内面にある価値観によって、勝手に「圧力」を感じてしまうのです。
 
 期待をかけられたら、その場で捨てていく
そのため、試合中に自分の中の思考からプレッシャーがかからないように考え方を変える必要があります。そこで、「期待」という言葉をしっかり理解しましょう。

期待という言葉をかけると、向上心を与えてヤル気を出させるような気がします。しかし、試合になると、「達成できて当たり前」「できないと失望」という意味が込められてしまいます。そのため、人の動きを悪くさせる働きを持っています。

そのため、「期待」の言葉や考えを捨てて試合に挑むようにしましょう。心の中で「誰も自分を期待していないから大丈夫」と言い聞かせるのです。

ある一流メンタルトレーナーはプレッシャーがかかっている選手に声をかけるとき、「大丈夫、あなたのことなんて誰も期待していないですよ」と話すことがあります。すると、選手は「そんなことない、周りの人や親は期待している」と応援されていることをアピールします。そのときに次のように話を続けます。

「それは勘違いです。親はあなたがどんな場面になっても応援するものです。たとえ試合の結果が悪くても問題ありません。優勝するよりも、悔いなく満足のいく試合をすることを望んでいるはずです。それが親の仕事ですから」

このように言われると、試合での不安が和らぎます。だとしたら、余計な価値観にとらわれず、自分のプレーに徹する方が効率は良いです。

期待されたりそのような言葉をかけられたりしたら、「自分は期待されていない」と思うようにしましょう。すると、特別な意識やこだわりがなくなり、試合中の緊張を取り除くことができます。

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