練習や試合で揺れた感情を抑えるための心の持ち方

スポーツでは、試合で大事な場面がおとずれると心が動揺し、焦りや不安が出てしまいます。または、練習中に自分の思い通りにうまくいかなかったり、他の人にダメ出しをされたりすると、怒りや不満の感情が生じます。

 

試合で心が動揺してしまうと、いい方向に結果は向かいません。たいていが普段取りの動きができなくて、失敗してしまいます。

 

ただ、揺れた感情を表に出さずにこらえてしまうと、自分の中に心のしこりが残ってしまいます。その感情にとらわれてしまうと、なかなか思う通りにプレーができません。このように心が動揺した場合、なんとかして良い方向にしようと考えることは大切です。

 

ここでは、試合や練習中で揺れた感情を整える心の持ち方を解説していきます。

 

 マインドフルネスの思考で、揺れた感情と付き合う
感情が揺れたときにうまく向きあう心の持ち方があります。それは、「マインドフルネス」です。

 

マインドフルネスとは、一種の「心法、意識の術」の一つといわれています。この心構えを実践する一つの方法が武道であり、呼吸や体の使い方を観察することです。マインドフルネスでは、今ここの体験に意識的に気づき、価値判断せずにただ観察するようにします。

 

例えば、練習中に怒りの感情が出たとします。多くの人は、怒りの感情が出たら、頭が真っ白になり、振り回されてしまいます。ただ、このように出た感情を喚き散らすことで発散すると、次また感情が揺れたときも動揺し続けることになります。それでは根本的な解決になりません。

 

そこで、もし怒りなどの感情が出たら、いち早く「自分が怒っている状態にある」ことをしっかり把握するようにします。そして、沸き起こる怒りの感情を認識したあと、距離を置くようにします。イメージとしては、その感情を眺めるようにします。

 

自分で自分のことを「今の自分は怒っているな」と一歩引いて見守るようにします。すると、最初に抱いた感情がしだいに薄れて、元の落ち着いた状態を取り戻すことができます。

 

人は感情が出ると、その感情に価値をつけたり考えたりします。たとえば、バカにされたときに「仕返しできない」「悔しい」「ひどい奴だ」「最低だ」「あいつのせいで気分が悪い」など、感情から連想ゲームのように思いがわいてきます。まるで、感情の炎に油を注いで広がっていくようになります。すると、体の動きに影響が出ます。

 

そこで、感情にとらわれていることにいち早く気づいて、感情の炎を注がないようにします。こうして心の様子を観察するようにすれば、感情は自然と鎮火していくのがわかります。衝動的に出てくる感情は、自分から手放していけば消えていきます。

 

無理に感情を押さえつけようとするといつまでも心に残るため、頭の中で振りまわれてしまいます。試合で緊張してしまったら、「今自分は緊張しているのか」と少し距離を置くようにして、心の状態を観察してみましょう。少なくとも、緊張にとらわれて、失敗やミスに対する不安や動揺で頭がパニックになることを防ぐことができるはずです。

 

このように、試合中に感情によって心が動揺してしまったら、自分が感情的になっていることを早い段階で気が付きましょう。感情に対して迷いや動揺が広がらなくなり、自然と心を落ち着かせることができます。

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