スポーツにおいて「道具を取扱う」本当の理由

スポーツにおいて、使う道具をキレイに磨くなどして大切に扱うことは重要です。

 

スポーツの世界では、ほとんどの一流選手が自分の道具をしっかり管理しています。メジャーリーガーで活躍したイチロー選手は少年野球の大会で、子供たちにうまくなりたい方法と質問されたら「グラブを磨きなさい」と答えます。

 

道具に大切にする理由は、その道具の使い方がうまくなるためではありません。実は、道具をキレイにする行為は精神的にも重要な意味をもたらしています。ここでは、道具をキレイにすることによる「人の心に与える影響」について解説していきます。

 

 人は道具をキレイにすると心が落ち着く
もし、試合でのメンタルを鍛えたければ、練習終わりに自分の道具を新品になるくらいキレイに掃除してみましょう。それは、単純に掃除をすると心が落ち着くからです。

 

汚いものや散らかっている悪い環境から掃除されてキレイになっていく過程を見ていると、人は心が浄化される感覚になります。そのため、イメージトレーニングをして心を制御するより、道具を磨いたり練習場を掃除したりする方が感情を整えることができます。

 

弓道の世界にとどまらず、あらゆる武道には道具を大切にする習慣があります。道具をたたんでいる間に今日やったことを反省したり、次にやらないといけないことを考えたりするのです。自分の心や考えを整理する復習時間のようになっています。

 

道具をキレイにすることでどのくらい心が落ち着くかというと、「病気が治る」レベルと言われています。精神疾患の治療法である「森田療法」を開発した森田正馬氏は、うつ病患者に対しての治療法で「掃除」を取り入れています。うつ病患者に部屋や物をキレイにさせるだけで心が穏やかになることがわかっています。

 

さらに、「掃除をすることで心が落ち着く」という感覚は日本人独特であることがわかっています。アメリカでは自己分析や心理学に基づいた合理的な方法論に従った方が、心を落ち着けるのに適しています。一方、日本人はそういった手法はあまり効果がなく、単純に掃除をする方が心はスッキリすることがわかっています。

 

野球の世界でも、アメリカと日本では道具に対する考え方が違います。アメリカの野球では、道具を自分で傷つける行為が多々あります。一方、日本では、ボールにつばをつけたりバットを自分で折ったりすることはありません。

 

このように道具をキレイに使うことで、心が自然と落ち着きます。

 

スポーツ時に重要な「心」を整えるために、自分の道具を常にキレイにする習慣を身につけましょう。掃除を通して心が鍛えられ、スポーツ時でも焦らないメンタルを身につけることができます。

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