レースで力を発揮する「コンディショニング」の意味を理解する

フルマラソンで自己記録を更新するためには、練習メニューをしっかり立てる必要があります。効率良くスケジュールを組み立てることで、実力アップに必要な走力を身につけることができます。

 

しかし、本番で記録を伸ばすためにはもう一つ大切な要素があります。それは「コンディショニング」です。レースで最大限の力を発揮するために、体の疲れをしっかり取る必要があります、

 

ここでは、本番でベストパフォーマンスを出すための「コンディショニング」の意味について解説していきます。

 

 コンディショニングの正しい意味とは
コンディショニングとは、体の状態を整えることです。レースで実力を発揮するためには、無駄な筋肉の疲労を事前に取っておく必要があります。レース前の練習はコンディションを整えるために、普段のメニューと目的が変わります。

 

ただ、一般のランナーはレース前の練習を以下のように考えています。

 

 ・レースが近づいたら、休んで疲労を抜いておいた方がいい
 ・ここまで頑張ってきたから疲れを抜いておかないと本番で体がもたない

 

このように、多くの人はコンディショニングを「体を休めること」と考えています。人によってはレース2〜3週間前から練習量を減らし、レース当日までに完全に力を抜こうとします。

 

しかし、レース前に練習を極端に控えると、かえって失敗の元になります。なぜなら、一気に休むとそれまでの実力が下がる可能性が高いからです。

 

たとえ練習に多大な時間をかけても、1週間何もしなければこれまで鍛えた筋力が落ちてしまいます。強化した脚も心肺も力が半減してしまい、タイムが落ちてしまいます。

 

マラソンは前半をゆっくり走って後半でペースを上げることができれば、良い記録が出ます。しかし、レース前の練習が少なくなると、脚の状態が良すぎて前半で速いペースで走ってしまう可能性があります。

 

そのため、コンディショニングは疲労を取るだけではなく、「筋力を落とさない」ことも考える必要があります。
 
 3週間前の練習でもポイント練習を入れよう
マラソンで記録達成するためには、約10週間負荷を変えて練習を続けてく必要があります。そして、レースの3週間前からコンディションを整えます(調整練習)。3週間前に入ると、疲労を少しずつ取るため、通常練習とメニューを変えるのです。

 

ただ、大切なのは調整練習の時期でも、毎週のようにポイント練習(脚と心肺に負荷をかける練習)を行うことであります。回数や強度を減らしながら、筋力が落ちないように負荷をかけ続けていくイメージ行い、疲れを抜くことよりも筋力を落とさないことに気を配ります。

 

目安としては、レース三週間前はポイント練習を2回、一週間前でも1回は行うようにします。少しずつ回数と負荷を減らすことで、脚も心肺も衰えることなく、大会当日を迎えることができます。

 

マラソンで記録向上のためには、「コンディショニング」を正しく理解する必要があります。調整期間でも、ポイント練習を少し入れるようにして、これまでの走力を落とさないように心がけましょう。

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