テクニックを向上させる「2種類のペダリング」について理解する

ロードバイクにおいては、長い距離を楽に走るために、ペダリングの使い方を理解する必要があります。バイクの走行中皆と一緒に同じペースでついていくときやスピードを上げるときなどにはいろんな場面があります。

 

これらの状況に合わせて、ペダリングでの脚の力を変えることで、負担を抑えることができます。ここでは、ロードバイクのテクニックとなるペダリングについて解説していきます。

 

 大きいペダリングと小さいペダリングを理解する
ある特定のペダリングだけ覚えてしまうと、苦しいときにうまく疲労をごまかせなくなります。すると、脚の負担が増大し、ハンガーノックや走れなくなる症状が出てしまいます。このように、うまく脚の疲れをしのぐためにペダリングがあります。

 

まず、ペダリングには「大きいペダリング」と「小さいペダリング」の二つに分かれます。これは、自転車の世界で使われる基本的なペダリングと言われます。

 

また、ロードバイクではシューズとペダルをくっつけて走るビンディングペダルを使います。これを用いることで、理屈上は360度どこでも力を加えることができます。ただ、実際に、ペダルにかかる力は一定ではありません。

 

一回転の360度の中で、一か所のポイントを意識して踏むか、1周をキレイにして回すか、この違いが大きいペダリングと地位さいペダリングの差です。それぞれ、大きなペダリングは一定速度の走り、小さいペダリングは加速などの速度変化に適しています。

 

ただ、どのペダリングにも共通しているのが、ペダリングはあくまでひざから上の動きだけということです。膝から下は意識的に動かしません。

 

 

 

 大きいペダリング、小さいペダリングの特徴
大きいペダリングは全周にわたって力を加えるイメージです。TT(タイムトライアルの略)やヒルクライム(坂道を走るレース)など、加減速の少ない走りをするときに用いられます。

 

このペダリングの行い方は踏み込みはあまり意識せず、円で回すことをイメージしてこぎます。股関節をダイナミックに動かすようにすると、ひざの上下動が大きくなります。

 

ペダルが下死点(かしてん:最もペダルが下に来る位置)についたとき、踏むのではなく、泥を後ろに振り払うイメージで蹴ります。さらに、上死点(じょうしてん:最もペダルが上に来る位置)までは、膝でハンドルをけるようにななめ上に力をかけます。

 

ツール・ド・フランスで7回の優勝に輝いたランス・アームストロングのTTにおけるペダリングがこれにあたります。ペダルの回転が大きく、高ケイデンス(分辺りのペダルの回転数)でした。脚が大きく回り、外見がダイナミックであることが特徴です。

 

なお、大きいペダリングは上半身は起こし気味で行うことが多いです。これはスピードを大きく出すことを求めてないからです。そのため、上半身は少し起こし、顔を上げてペダリングしましょう。このとき、肘はピンと伸びない程度にして乗ると、大きなペダリングを意識しやすくなります。

 

一方、小さいペダリングは円をイメージするのではなく、点を意識してペダルを押し込むように走ります。1時〜3時付近で一気に踏み込んで、それ以降は何も力を入れません。慣性でペダルを回すイメージです。基本的には加速のためのペダリングです。

 

スプリントではこのペダリング中心に走り、選手によっては小さなペダリングで走り続ける選手もいます。実際のレースでは、コーナリングからの立ち上がりやアタックなど、重要な場面で使われるテクニックです。小さな坂道も小さなペダリングで一気に乗り越えるとフィジカルの負担を抑えることができます。

 

小さいペダリングは上半身を屈み、前傾させて行います。これは、前傾させた方がペダルの踏み込む力を入れやすく、空気抵抗を減らせるためです。ハンドルを強く前に押し込んでペダルを踏むと一気に加速します。スピードを大きく出したいときに意識して上半身の姿勢を変えるようにしましょう。

 

これらのペダリングを身につける効果的なトレーニングは実際のレースに出場して、それが必要な状況に身を置くことです。普段の練習でも二つのペダリングの意味を理解しつつ走ることで、少しずつ習得できます。

 

加速が必要なところで大きなペダリングをしたり、巡航するところで小さいペダリングをしていては、脚の疲労はすぐに来てしまいます。両者の特徴をよく理解して、普段の練習から積極的に多用するようにしましょう。

 

ロードバイクのペダリングは「大きいペダリング」と「小さいペダリング」の2種類があります。大きなペダリングは一定速度で走るとき、小さいペダリングは加速して走るときに使い分けると、脚の負担を抑える走ることができます。

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