バイクで腕に力みのこない指の使い方

バイクは登り坂や下り坂によって、ペダルの強さや長時間の運動を求められるスポーツです。そのため、下半身、上半身の体の動きを理解し、効率のよい走りを行う必要があります。

 

この中で上体の安定やスピードの増減に関わる部位としてハンドルがあります。ハンドルには手を置く位置が3つあります。コースや出したいスピードによって変化し、全てのハンドルポジションによって負担の少ないことが重要です。

 

ただ、実際は肩や肘が詰まったり、手首が曲がりすぎたりしてしまう場合があります。あるいはスピードを出そうとして握ってしまうなどといろいろと難しいです。そのため、上半身を安定させて走るには、いかに腕の力みを減らせるかが鍵となります。

 

ここでは、武道での指の使い方から、バイクでの腕の負担を減らす方法について解説していきます。

 

 ハンドルを握らないようにすれば、腕の負担をなくすことができる
ハンドルポジションには3つあります。ハンドルの中で一番ブレーキに近いドロップハンドルを握り、一番深い前傾姿勢となる「ドロップポジション」があります。また、ドロップとハンドルの間にあるブラケットを握る「ブラケットポジション」があります。ハンドルの中で一番高い「トップ」を握る「トップポジション」があります。

 

このときにどのポジションであっても肩、肘、手首に負担がこないようにするのが自然なフォームです。しかし、実際にはペダリングで強くこごうとしたり、スピードを上げようとしたりして腕のどこかに力を入れます。すると、外形的に理想なフォームになっていても、中の筋肉が力んでしまいます。

 

時間がたてば、適したフォームからだんだん離れていきます。ただ、多少は外形が崩れたフォームであっても腕の筋肉の負担をなくす方法は存在します。弓道の世界では弓を握るとき、居合の世界では剣を握るときに実践されています。その方法は「握らない」ことです。

 

上半身の無用な力みをとって、腕を楽に前に出します。このときに、親指と小指の根本を近づけるように、お互いに寄せ合います。すると、手の甲全体が丸くなります。

 

 

 

この状態を保ったまま、ハンドルに差し込むように、両手をつけます。そして、手の形を変えないようにバイクをこぎます。決して指先を握らず、力を入れようとせずハンドルを押し込むようにしながらペダルをこぎましょう。すると、腕に力がこないことがわかります。
 

 

 

多くの人は、力が入ってしまう原因は「肩」「肘」「手首」のフォームのどこかが崩れているからと考えます。しかし、力みは骨格の崩れではなく、指を握った瞬間に「力み」が発生します。

 

逆にいうとフォームが崩れていても、指ではなく手のひら全体で圧力を受ければ、「力み」が起こりません。その結果、腕に必要以上の力みは入らなくなります。

 

弓の世界では、普通の人が引けない強さの弓を楽に押す方法として用いられます。また、居合の世界で重量の大きい真剣を握るときも同様に、少し指先に隙間をあけるように握ります。

 

重たい物を軽く感じて取扱う方法として、物の圧力がこないように固く握らないことが挙げられます。

 

競輪のメダリストの走りを見てみると、指は握らず空けた状態でこいでいる選手がいます。終始握らず少し丸くして空間を空けるようにしてバイクを乗ると、筋肉の負担を減らすことができます。

 

バイクの世界では、ハンドルにおける腕のフォームが上体を安定させるのに大切です。武道での「握らない」指の使い方によって腕の力みを軽減させることができ、長時間安定してバイクに乗り続けることができます。

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