野球の動作に必要な「見る力」を養う目線の使い方

「打つ」「走る」「守る」の動作に共通する必要な能力は「見る力」です。

 

動く物体を見る「動体視力」一度にあらゆる状況を把握する「周辺視野」やが野球において求められます。そのため、見る力を養うことは、野球の動作全ての能力向上につながります。

 

現在、動体視力を養うための有名な方法には、決められた二か所のポイントを交互に速く視線を送る練習があります。周辺視野を高める方法は一度に複数の数字を決められた時間内に記憶する練習があります。

 

こういった、練習を繰り返すことも見る力の向上に役立つかもしれません。しかし、もっと効率的に見る力を向上させる方法として、眼球回りの筋肉を柔らくする頭の使い方があります。

 

実は、頭の位置を少し変えるだけで、眼球を速く動かせるようになります。その結果、視線を早く送ったり、いろんな部位に目を向けたりできます。

 

ここでは眼球周りの筋肉をやわらげ、野球の動作に求められる「見る力」を効率的に養う方法について紹介していきます。

 

 目と耳の高さを一直線にそろえると眼球を早く動かせる
頭の位置を変える目安として、目と耳の位置をみます。私たちは日常生活で本やパソコンをみる機会が多いため、頭がうつむき加減になっていることが多いです。そのため、目の高さが耳より低くなっています。

 

そこで、うつむいていた頭の位置を、少し変えましょう。そのため、首を伸ばして肩を落とします。肩を落とすと、耳から首にかけてつながっている筋肉が伸ばされます。すると、頭の位置を変えやすくすることができます。

 

ここで、目と耳の高さを一直線にそろえましょう。頭の位置を変えると、顔周りのあるあらゆる筋肉がほぐれます。

 

 

 

ここで、手を左右に広げて、目線を「左」「右」と交互に移動させてみましょう。そのときに、「目の高さを下げた姿勢」と「目と耳の高さを一直線にそろえた姿勢」の二つで、目線を動かしてみてください。

 

すると、「目と耳の高さを一直線にそろえた姿勢」の方が目線を左右に動かしやすいことがわかります。目と耳の高さを合わせると、眼球回りや首の筋肉をほぐすことができるからです。その結果、目をあらゆる場所に動かしやすくなります。

 

 

 

例えば、あなたがヒットを打って一塁にいたとします。そこで、目の高さを少し上げて耳とそろえると、ピッチャーの動き始めがよく見えるようになります。すると、今より速くスタートを切れるようになり、盗塁成功率が上がることでしょう。

 

守備についているとき、少し目線を上げると眼球回りの筋肉がやわらかくなります。その結果、ボールの落下地点を早く見極めることができます。

 

見る視点も変わります。目線が下がっているときは焦点が一カ所に集中しやすいです。一方、目線が上がっていると視野が広がり、あらゆる場所に意識を拡広させることができます。これにより、試合中の微妙な動きや状況を、細かく見極めることができるようになります。

 

目線を上げるという頭の使い方は、知らなかった人ほど効果を実感できます。私は今までいろいろな人この方法を実践させた経験があります。その中で一番効果を実感したのは、スポーツが苦手で経験が少ない人でした。運動が苦手な人が頭の位置を少し変えることは、上達のキッカケになるかもしれません。

 

少し肩の力を抜いて、目線と耳の高さが平行になるくらいまで上げましょう、そうすることで、野球の動作に必要なあらゆる見る力が格段に向上することでしょう。

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