バッティングで最も理想な「五角形」フォームの作り方

バッティングの技術を向上させるには、ホームランや長打よりも打率を上げることが大切になってきます。

 

シングルヒットをたくさん重ねられれば、その延長線上にある長打やホームランにも取り組めるようになります。そして、打率を伸ばすためにはボールをとらえたときの理想的な姿勢を理解する必要があります。

 

ここでは、打率を向上させるために必要なバッティングフォームとそれを身につける姿勢の作り方を解説していきます。

 

 「胸と腕の空間が五角形をなすフォーム」が理想
インパクト時のフォームでは、「胸」と「腕」をみます。胸と腕の二つの部位をつなげて作られる空間が打率を向上させるための鍵になってきます。

 

一番良くない状態は、胸と腕の空間が三角形になっているときです。

 

 

 

三角形になっているということは、自分の体の手前でボールをとらえていることを意味します。この姿勢は、自分の狙った球にしか対応できません。少しでも球が変化すると、ボールはバットの芯から外れます。

 

これに対して、理想的なフォームは胸と腕の空間が「五角形」になっているときです。肘と肩関節が伸びきらない姿勢になるため、自分の体の近くまで引き寄せてボールをとらえることができます。その結果、変化に対して柔軟に合わせたり、飛距離が伸びたりするバッティングができます。

 

 

 

多くの一流選手は、「自分の体にボールを引き寄せ、肘を曲げてとらえるバッティング」をしています。

 

 

 

 八角形の空間を作って、五角形のバッティングフォームを身につける
バッティング技術を向上させるため、より自分の体の近くに引き寄せる「五角形」のフォームを身につける必要があります。

 

しかし、最初にこれを行おうとしても、ダウンスイングなど「肘を伸ばし気味でスイングしている人」は慣れるのが大変でしょう。そこで、八角形の空間を作る姿勢を身につければ、スムーズに五角形のフォームに近づけることができます。

 

八角形のフォームとは、両肩をほんの少し前に出した状態の姿勢です。この姿勢を作ってバッティングを行えば、インパクト時に自然と五角形になります。

 

 

 

そのために、首を伸ばして両肩を落としましょう。肩を落としたと同時に脇の下の筋肉が動くようになります。この筋肉は前鋸筋(ぜんきょきん)と呼ばれます。前鋸筋の役割は肩甲骨を前方に押し出すことです。つまり、脇の下の筋肉を張ると肩がななめ前に出やすくなります。

 

そこで肩を落とし、胸を下げるようにしながら肩をななめ前に出しましょう。すると、両腕と胸で囲まれた空間が自然と八角形になります。

 

脇の下の筋肉が張られていると、バッティング時でもこの関係が崩れにくいです。肩を少しだけ前方に出すと肘を伸ばすことは難しくなるため、五角形のバッティングフォームに近づけることができます。

 

 

 

このように、脇の下の筋肉が張られると理想のフォームになります。まずは、首を伸ばして肩を落としましょう。その後に脇の下の筋肉を働かせれば、より体にひきつけた高打率のバッティングを身につけることができます。

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