ランニングで陥りやすい悩みを解消する体操法

あらゆるスポーツにおいて、ランニングは、技術が上達するのに大切な動作です。陸上のトラック競技や多くの準備運動、さらには一般人の運動不足解消のために「走る」という動作はいろんな場面で使われます。

 

ダイエットを目指すものであれば、ランニングは脂肪を燃やすのに優れた運動といっても良いでしょう。しかし、走ることを習慣化することは難しいです。それは、継続的に走るためには、あらゆる能力が必要だからです。

 

例えば、姿勢が悪い状態で走っているとすぐに疲れやすくなります。あるいは走行中に体の一部が痛み出すと、走るのを辞めたくなってしまいます。このように、ランニングにおいては、あらゆる悩みがつきものです。

 

このような悩みは、姿勢や胴体の動きを変えることによって、改善することができます。

 

そこで、今回はランニングにおけるあらゆる悩みを、姿勢の観点から、解決する方法を説明していきます。

 

 脇腹が痛くなってきたら、事前の準備運動を変える
ランニングで走っていると、どこか一方の脇腹が痛くなることがあります。このような痛みが続いてしまうと、ついついスピードをゆるめたくなります。

 

こうした痛みの原因は、脇腹の筋肉の柔軟性に問題が出ていることにあります。左右の側筋の柔軟性が偏っているため、バランスが悪くなっています。すると、体重のかかる位置も変わってしまい、硬くなっている側の筋が傷みやすくなります。

 

脇腹の筋肉を柔らかくするためには、普段から、脇腹の筋肉を柔軟にしておくことが大切です。片方の腕を上げて、上げた腕と反対側の方向に倒し、体側を伸ばすようにしましょう。この運動を左右ともに行い、脇腹の筋肉をほぐしていきます。

 

なお、伸びにくい方の脇腹は回数を多く行うようにしましょう。柔軟体操をするとき、左右ともに同じように回数で行っていては、バランスを整えることは難しいです。伸ばしにくい方向を重点的に行うようにすることで、左右ともに伸び縮みしやすくなるようにほぐしましょう。

 

また、ランニング中の脇腹痛は、宿便がたまっていることが原因である可能性も考えられます。日ごろから排便をよくすることも、脇の痛み解消につながります。

 

 持久力がない場合は、体と食事を見直す
マラソンなどで、持久力がなくて、ばてやすい人には二つの原因があります。それは、身体の柔軟性の低下と内臓の不調の2つです。

 

長時間の運動で疲れやすくなるのは、身体の動きがスムーズでないからです。骨盤が屈むと、脚が前に出しやすくなり、反ると後ろに出しやすくなります。走るときは、骨盤が屈む、反るという運動をリズミカルに繰り返して、足を前に出しています。この動きがスムーズにできなければ、疲れやすくなります。

 

私はフル・ハーフマラソンに出場したときに、完走後によく自分よりタイムが遅いランナーのフォームや動きを観察しています。その動きを見ると、男性は骨盤が屈んだまま脚を動かし、女性は反ったまま動かしていることが多いです。このように、どちらか一方の動きしかできていなければ、脚にかかる負担が大きくなってしまいます。

 

また、内臓が弱っていると、身体の柔軟性が低下して、呼吸がうまく行えないことも原因になります。そのため、食生活を見直すのも一つの方法です。

 

人はごはんをたくさん食べすぎると、胃腸だけでなく、肝臓、腎臓にも負担がかかってしまい、働きが低下してしまいます。そのため、小食を心がけるようにすれば、内臓に負担がかかるのを防ぐことができます。

 

これに合わせて、骨盤を動かす体操を毎日行うようにしましょう。具体的には、イスに座って、両手は膝の上に置きます。口から息を吐きながら背中を丸めるようにします。このとき、顔は自然と下に向きます。次に鼻から息を吐きながら、腰を伸ばして背中を伸ばすようにします。そのとき顔は自然に向きます。これを交互に行うようにします。

 

腰の反る・屈む運動を普段から積極的に行うように心がけましょう。そうすることで、走っているときの柔軟性が高まり、動きがスムーズにすることができます。


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