今後、スポーツの情報や施設が活かせなくなる理由

スポーツの市場は年々増加しており、スポーツを快適にするためのあらゆる情報や機器が年々開発されています。こうした情報を利用すれば、効率よく運動技術が上げられるでしょう。あるいは、スポーツ施設を利用すれば、効率よく筋肉を鍛えることができます。

 

今後、スポーツの世界では様々なトレーニング法が開発されます。ストレッチの仕方から筋トレの仕方まで、あらゆる練習法が開発されます。海外で人気で効果のあるトレーニング法をインターネットを介して無料で誰でも見れるようになってきます。

 

ただ、ほとんどの人はこうした情報を活かすことができなくなってしまいます。情報や施設だけが増えていく中で、人が体を動かすためにははずせない原則があります。つまり、インターネットでスポーツの理論がどれだけ増えたとしても、それを適切に活かすためには、必ず体の仕組みに基づいて考えていかないといけません。

 

全ての情報が活かせなくなるのには理由があります。それは、これらの情報には全て身体の仕組みから考えると、大切な要素が抜けているからです。今回は、スポーツ施設、情報商材を今後活かせなくなる理由について解説していきます。

 

情報や施設は「姿勢」「神経」「内臓」の状態が整わなければ活用できない

野球の場合、バッティングの際に飛距離を飛ばす方法や練習法が存在します。ランニングであれば、疲れずに走るためのランニングフォームがあり、それを身につける手法が存在します。こうした情報は専門の講師の講習会に行けば、手に入れることができます。

 

例えば、野球の場合、「肩甲骨を効果的に使い、ピッチングやバッティングをする」という情報があります。そのために、肩甲骨周りの筋肉を鍛える手法が多く公開されます。確かに、このような理屈をもって練習を続ければ、ピッチング動作を適切に行えます。

 

ただ、野球を含め、全てのスポーツで運動技術を高める際に、大切な要素があります。それは「姿勢を正すこと」と、「内臓、神経の機能を高めること」です。この要素が抜け落ちてしまうと、全ての運動における「体の使い方」が使えなくなります。

 

基礎体力がなければ、情報も筋肉も活用できない

例えば、あなたがお酒を飲んで二日酔いになったとします。二日酔いになると、どれだけ運動神経が高くても本来の実力を出すことができません。体の使い方や情報を仕入れて効率の良い体の動かし方を知っていたとしても、身体の調子が悪ければその情報を活かすことはできません。

 

なぜなら、人にとって二日酔いの状態とは神経や内臓の調子が低下しているときだからです。筋肉をたくさん持っていたとしても、それを活かしてくれるのは、その筋肉につながる神経であったり、内臓であったりします。つまり、先ほど述べた「姿勢」「神経」「内臓」を考えることは、基礎体力を高めることといえます。

 

元来、スポーツの世界では、基礎体力と言われると「筋肉」と考えられてきました。あるいは、筋肉の柔軟性もその中に含まれるかもしれません。つまり、栄養も筋トレも体を動かすための「筋肉」を強化し、運動動作中に働かせる筋肉量や筋力を高めることが目的でした。

 

しかし、それらの筋肉は全て脳からの命令によって、運動が起こります。この際に動かしたい筋肉につながっている「神経」を介して、命令が届きます。つまり、情報によって、体の使い方を学び、あるいは施設に行って筋肉を強化したとしても、それらを活かすための「神経」が整わなければ活かすことができません。

 

あるいは、それらの運動を持続させるためには、体内で起こる反応に対して対応していかなければいけません。具体例が、運動を続けると疲れ物質となる活性酸素が発生します。活性酸素を除去しなければ、適切に体を動かすことができません。たとえ頭で理想の動きがあったり、施設に行ってたくさん筋肉量を増やしたとしてもです。

 

つまり、基礎体力を強化すると考えたとき、鍛えるべきものは筋肉ではないとわかります。筋肉は単独で動けるわけでもなければ、体内の状態を整えるものでもありません。そのため、あなた自身の体力を向上させることは、内臓、神経の機能を高めることであると理解してください。

 

武道とスポーツの大きな違いは基礎体力を確実に身につけられるか

武道の世界では、こうした基礎体力を上げるための理論が多く存在します。例えば、昔の侍は稽古終わりに神経をねらって、指圧をしていたという話があります。身体の無駄な力みを取り去って、内臓の負担を減らした立ち方や身のこなしを得ることができます。

 

しかし、スポーツにはこのように神経や内臓の機能を高める手法が存在しません。あるいは、内臓の負担を減らす姿勢も教わりません。こうした、神経や内臓の機能を無視して、ただ運動科学の情報や筋トレを続けていると、内臓の負担によって、痛みが発生します。

 

肩甲骨を使って何か動作を行なおうとしたとしても、内臓に負担のかかった姿勢であれば、肩甲骨周りの筋肉を活用できません。あるいは、肩甲骨周りの筋肉を働かせるためには、それにつながる神経の詰まりや滞りを取り去らないと筋肉を動かせません。

 

昔、スポーツの世界では、実力を向上させるにはやみくもに練習する「根性主義」が強く根付いていました。しかし、科学的な研究を進めていくにつれ、合理的な練習法が増えてきました。こうした情報を活用することで、今までより効率よく実力を伸ばせるようになったことは間違いありません。

 

しかし、これだけ合理的な練習法があったとしても、それに必要な神経や内臓の機能を高める手法が存在しません。今後、スポーツの世界では多くのトレーニング法が公開されます。しかし、それを活かすためには、内臓と神経の機能を高めることも考えるようにしなければいけません。

 

最も簡単に神経と内臓機能を高める方法

では、神経や内臓の機能を高めるためにはどのように生活していけばよいでしょうか?そこで、大切となるのが、「姿勢」を変えることです。武道においては、胴づくりと呼ばれる姿勢の整え方があります。この姿勢を毎日意識し、続けていくことが大切です。

 

具体的には、頭部の位置を最も高くするために、首を伸ばします。次に、両肩を落とします。これによって、上半身の背骨を無駄な力みなく伸ばすことができます。この姿勢を常に維持して生活やスポーツを行いましょう。

 

背骨には、各内臓器官につながる神経が通っています。背骨を上方に伸ばすことは、その周りにつく神経のつまりや滞りを取り去ることにつながります。もし、猫背や反り腰になり、背骨がずれていると、神経に当たってしまい、内臓や筋肉を働かせるための脳からの命令が届きにくくなります。これによって、筋肉や内臓の働きが低下します。

 

さらに、内臓や神経機能を高めていくには、「摂取する栄養素を変える」「体を指圧し、神経を押してほぐしていく」などが挙げられます。これらの手法によって、神経や内臓は機能を極限まで高めることができます。さらに、これから新たに現れる情報や施設を最大限に活用するために、神経や内臓の機能を向上させる方法を考えるようにしましょう。

 

全てのスポーツの情報、スポーツ施設には、内臓や神経機能を高める手法がありません。また、それがなければ、運動技術を向上させる情報が活かせなくなります。だからこそ、武道の姿勢によって、神経の余計な詰まりとなくし、内臓を含めて体の動きを変えるようにしてください。

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