水泳で姿勢を安定させてプル動作を行うには

水泳で長く、リラックスして泳ぐためには基礎を理解し、フォームを安定させることが大切です。姿勢を安定させるには、脚や腕の動きに注意して、水泳動作を行わなければいけません。

 

クロールで体を前方に送るために、「水をかく」動作があります。これを「プル」と呼びます。身体に負担がないようプル動作を行うことは、水中で姿勢の崩れを防ぐために重要です。

 

ここでは、水泳において姿勢を安定させるプルの行い方を解説していきます。
 
 もっとも水中姿勢が安定するため、拳を一直線を通す
プル動作で水をかくとき、腕を直線近くまで伸ばして、深く入水すると腕に強く抵抗がかかります。このようにかき動作を行うと、より多くの水を後ろに送り出すことができるため、推進力が大きく働きます。

 

その結果、速く泳ぐことができます。速く泳いでいる人のプルの動作を見ると、体からゆるい半円を描くように拳が動いています。

 

ただ、この泳ぎでは早く泳げても腕が疲れやすいです。特に肩回りの筋肉に張りが出やすくなります。スイマーは広背筋や腕の裏側の筋肉を鍛えることが大切であるといわれていますが、疲労が蓄積するとフォームが崩れやすくなります。

 

姿勢を維持するには、腕に負担が少ないプル動作を行わなければいけません。そこで、身体のブレをおさえるには、プル動作中の拳の軌道が直線に、かつ体と平行になるように動かしましょう。この軌道を通ると、もっとも肩の負担が少なく泳ぐことができます。

 

 

 

水泳では、太ももから首までは大きく動くことがありません。ただ、両腕はダイナミックに動きます。速く、キレイに泳ごうと意識しすぎると腕の動きが変わり、それに連動して胴体が崩れてしまいます。その結果、筋肉の働きにロスが出てしまい、肩が痛くなったり、腕を回せなくなったりします。

 

私は50メートル泳いだ後、いつも肩回りが詰まって腕を回せなくなる症状に悩まされていました。そこで、水をかく動作で肩が動き、姿勢が崩れているのを理解したため、そうならないようにする方法を模索しました。そこで、手の軌道を変えること肩がぶれなくなるのではと考えました。

 

その結果、1km以上泳いでも腕が疲れなくなりました。それ以上泳いでも、まだまだ泳ごういう気持ちになります。肩に負担がなくなるといくらでも前に体を押し出せるので、その結果長く泳ぐことができるようになります。

 

手の軌道が一直線であれば、肩に負担がくることはありません。楽に泳ぐためには、プル動作で体と平行になるように拳を通すようにしましょう。

 

 拳を体と平行に動かす脇の下の使い方
ただ、いきなり体と平行に拳を動かすことは非常に難しいです。人は肩、肘、手首までの長さが決まっているからです。

 

例えば、気をつけの姿勢で腕を真横においたら、拳を真横に動かしてみましょう。すると、実際には拳は真横に動かず、上に上がってきます。これは、人の腕の長さが決まっているからです。拳を真横に動かそうとしても、腕が伸び切ったら拳を真横に動かすことは物理的にできません。

 

他に、腕を前に差し出して、拳を真上に上げてみましょう。すると、拳は真っ直ぐに上がらず半円を描くように拳は上に上がっていきます。ちょうど「バンザイ」の動きのように、拳は動きます。

 

このように、意識したとしても拳を直線に動かすためには、体の使い方を変えなくてはいけません。そこで、拳を一直線に伸ばすためには腕を動かすときに脇の下を使うようにしましょう。

 

少し肘を曲げ、拳を動かすときは腕を動かすのではなく、脇の下で前方に押し出すようにしましょう。肘で動かすのではなく、脇の下で常に腕を押し出すようにします。すると、拳が一直線の軌道を通り、肩に負担なく腕を動かすことができます。

 

 

 

このように、腕を回すのではなく、脇の下を使って腕を動かすことで、拳の軌道は直線になって姿勢を維持することができます。

 

水泳のプル動作において、拳の軌道は身体と平行に一直線を通る必要があります。脇の下の筋肉で押し出すように腕を動かすことで、手を直線的にかくことができます。

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