スポーツで一流の結果を残す練習・トレーニングの考え方

スポーツで結果を残すために、練習を積み重ねることは大切です。日々トレーニングを続けることにより、運動技術が向上します。その結果、大舞台で最高のパフォーマンスを出すことができます。

 

一流選手と一般人とでは、練習への考え方が違います。トップアスリートが行う練習のとらえ方を理解することで、練習の質を高めることができます。ここでは、一流レベルの結果を残すためのトレーニングの考え方を解説していきます。

 

 つらい練習を「うれしい」と思うことで、高い結果を出すことができる
トップアスリート達は、練習はつらくてしんどいものと捉えています。

 

このとき、普通は練習がつらくてしんどいと、「嫌」だと感じる人が多いでしょう。しかし、トップアスリートは正反対で、厳しい練習をしていることを「うれしい」と思います。

 

アテネオリンピックの体操の金メダリストの米田功さんは、つらい練習を次のように考えています。

 

「つらい練習をして筋肉痛になるとすごくうれしいですね。何だか『やった感』がありませんか?」

 

トップアスリートは「筋肉通を感じるときは、筋肉が使われているので、強くなれる」や「息が上がってしんどい時は、心肺機能が強くなっている」と考えています。このように、つらい練習を「嫌」ではなく、「強くなれる」「上手になれる」という思考回路に変えているのです。

 

私たちと同じように、アスリートたちもつらくてしんどいです。ネガティブな気持ちが出ることもあります。しかし、強くなるために練習するので、マイナスな感情をプラスに転じた方が効果が得られると思っています。

 

このように、つらい気持ちを「強くなるために必要な感情」ととらえて練習をすると、メンタルが強化されます。それにより、練習量が質が高くなり、試合で圧倒的な結果を残すことができます。
 
 つらい気持ちを積み重ねた方が、自分に自信を持てる
そのため、一流レベルの結果を残すためには、つらい練習を積極的に行うようにしましょう。心も体も強くするために、いつもより練習量や負担を多くします。

 

ネガティブな気持ちが出てっしまう厳しいトレーニングを増やすのは、大変そうなイメージがあります。しかし、しんどい気持ちが積み重ねれば心に変化があらわれます。

 

つらくてしんどい練習を重ねると、人はその経験に価値を見出します。何かを得るために大変で困難な経験をした人は、同じものを最少の努力で得た人に比べて、自分が得たものに対して大きな価値をおくようになるのです。

 

心理学の世界で、自分の意見を言ったり立場を明確にしたりすることを「コミットメントする」といいます。コミットメントすると、後でその意見に添うように一貫した行動をとるようになります。つまり、コミットメントすると目標が明確になり、一つの物事を継続して努力できるようになります。

 

しかし、全てのコミットメントが一貫した行動を効果的に引き出せるとは限りません。そこで、言葉(コミット)だけでなく、行動や努力を積み重ねるようにします。すると、「自分がそのようにしたかった(強制ではない)」と認識するようになり、コミットメントの威力が強く働きます。

 

南アフリカのトンガという部族では、少年が成人に認められるための加入儀式があります。その内容は奇妙なものと思われやすいです。儀式の間、厳しい罰を課したりまずいものを食べさせたりしてまるで、地獄のような訓練を実施します。

 

しかし、その試練を受けた子供たちは最終的に、その苦しみに価値を見出すようになります。このように、努力や苦しみを伴う経験は人の心やメンタルを変えることができます。

 

つらくてしんどい練習だからこそ、「乗り越えればさらに強くなる」と思考を変換させてトレーニングするようにしましょう。メンタルが格段に強化され、一流レベルの結果を残すことができます。

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