イチロー選手の200本安打から行動力を維持する手法を学ぶ

メジャーリーグの中でもトッププレーヤーで知られるイチロー選手は数々の安打記録を残したことで有名です。彼は、試合の取り組み方から目標設定まで、全てにおいてスポーツでモチベーションが上がる要素を押さえています。

 

イチロー選手は「10年連続年間200本安打」という偉業を成し遂げています。そして、200本安打をノルマにして、試合でチームに貢献しました。この目標の立て方はメンタルにおいて、あらゆるプラスの要素が詰まっています。

 

ここでは、イチロー選手の目標の立て方から目標設定における行動のポイントを解説していきます。
 
 少し高い目標がやる気や行動力を高める
イチロー選手は怪我が少なく、ほぼ全試合出場できる体力を持っています。メジャーリーグは1シーズン162試合であるので、毎試合1安打は打てる能力があるとして、200安打は1試合2安打以上の成績を最低38試合は出さなければいけません。

 

メジャーという移動や遠征が多くて強豪が集まる環境では、毎年200安打という目標は大変なことです。しかし、イチロー選手の実力とそれにともなう試合数などを考えるとコツコツ積み重ねていくうちに達成できそうな数字にも思えます。

 

ある程度頑張らないと達成できない目標が最も人の気持ちを動かします。高すぎる目標では現実味がなくてヤル気が抜けてしまいます。そのため、イチロー選手にとって、200という数字は絶妙な設定といえます。

 

頑張らないとできないけど、努力によっては実現可能な目標せあるため、やる気と行動力が長続きしたのです。

 

 「積み重ね」ができる目標がメンタルを高める
さらにイチロー選手は、打者の実力が表れる「打率」ではなく、「安打数」に目標設定しています。安打数に目標を設定するとメンタルは強化されます。

 

例えば、「打率3割」を目標にしたとします。打率では、バッターが好調時のときは大きく上がりますが、不調時になると下がります。シーズンが終わるまでに増えたり減ったりする数字に目を向けていたら、気持ちが左右されます。

 

しかし、「安打数」であれば、数字は積みあがっていくだけです。長いシーズンを考えると、徐々に積みあがっていく数字を確認すると、達成感が得られやすいです。また、このような積み重ねによって達成できる目標は取組みやすいという利点があります。

 

イチロー選手がマリナーズ時代、自分のヒット数をカウントしたプレートを毎試合観客席で表示するファン(エイミー・フランジさん)がいました。彼はヤンキースに移籍後、「あの数字を見て、僕は毎試合を頑張ろうという気持ちになれた」と言葉を残しています。

 

どれだけ調子が悪い試合でも、1本のヒットが出ることで目標へと近づいていきます。何試合ヒットが出なくても、また次に向けて頑張る気持ちへと切り替えることができます。やる気や行動力を維持させるには、ちょっとしたコツや考え方があるのです。
 
 頑張れば必ずできるという目標がメンタルを高める
安打数を目標にすると、周りに関係なく、自分の実力を毎試合出せば必ず達成できます。これが、「試合での勝利」となると話が変わってきます。

 

「試合で勝利」の場合、自分だけの力ではどうにもならない場合があります。1試合4安打打っても、他の選手が打てなければ、点につながりません。

 

試合に勝つという目標では、いくら自分が頑張っても達成できない可能性が高いです。メンタルの面では、気持ちが左右されやすい目標といえるでしょう。

 

一方、「安打数」はそうした周りに受ける影響がなく、自力で達成するしか方法がありません。このように、頑張れば必ず達成できる目標に人は心を動かされます。

 

イチロー選手を含め、トップアスリートたちは「頑張らないと届かないが、必ずできる」という絶妙な目標設定をしています。これらの要素を練習に取り入れることで、達成感が積み重なってやる気と行動力を維持させることができます。

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