正しい姿勢で座り続けると、腰に疲労がたまりやすくなってしまう

スポーツにおいて、怪我を予防するために「正しい姿勢」を身につけることは大切です。特に、座っているときの姿勢が悪いと肩や腰を痛めてしまいます。

 

整体師などは、姿勢が悪い人に「正しい姿勢で座り続ける」ことを勧めます。確かに上体の重みをしっかり骨盤に乗せて座れば、体にかかる負担を減らすことができます。

 

ただ、正しい姿勢をしているだけで良いというわけではありません。その状態で座り続けると体に悪影響を及ぼします。ここでは、良い姿勢を保つことによる弊害と対策方法を解説していきます。
 
 良い姿勢で座り続けると疲れやすくなる
正しい姿勢で座っていても体重は下半身に乗っているため、同じ個所に重力の負荷を受け続けます。体の一部分だけを痛めることはありませんが、それでも疲労がたまりやすくなります。

 

人は座って仕事をしていると、無意識に脚を変えたり、肘をついたりして体の向きや姿勢を変化させます。これは、体を動かすことで、一箇所に負担がかからないようにしているからです。

 

良い姿勢を理解し、その状態を維持することは大切ですが、座った姿勢で最も負担になるのは「同じ姿勢で居続ける」ことです。座っている間に体がずっと動かなければ、同じ箇所に体重がかかり続けてしまいます。すると、体だけでなく、心にもストレスを抱えます。

 

座っているときに姿勢が変わることは良いことです。体が自然と動きたいと反応している証拠です。座っている最中に「頭」「腰」「肘」を動かしたくなったら、姿勢を崩しても問題ありません。

 

 動きたいときに骨盤周りを動かすと、体の負担を減らすことができる
さらに、体の負担を減らしたいと考えているのなら、姿勢を変えるときに骨盤周りを動かすと疲れがたまりにくくなります。

 

座っているとき、姿勢を保つことに疲れてきたら、その場で頭を後ろに引くようにして、首の後ろの筋肉を伸ばしましょう。

 

すると、座った状態で股関節を動かしやすくなります。まず、上体を屈ませたり反らせたりして、骨盤を前や後ろに傾けましょう。この二つの動作を2〜3回行います。

 

 

 

次に、腰骨から脇にかけての筋肉を縮ませるようにして、骨盤を左右に浮かせてみましょう。この動作を2〜3回程度行って、動きを体に覚えこませます。

 

 

 

最後に、この4つの動作をつなげて、円を描くように骨盤をその場でぐるぐる回してみましょう。すると、腰回りの筋肉があらゆる方向に働いて、体の負担を軽減することができます。

 

 

 

首が縮んでいると、「反る・屈む」「左・右」と骨盤を動かすときにどちらかの動作がやりにくくなります。そのため、首を伸ばして上体にあまり力を入れないようにします。

 

最初は、二つの動作だけ交互に行い、慣れてきたら連続で行うようにします。時計回りで回したら、逆時計周りにしたり大きめに回すようにしたりして、バリエーションを増やしましょう。リラックス効果もあり、一つのエクササイズとなります。

 

「正しい姿勢」を理解して座っても、同じ箇所に負担がかかっているなら、体に悪影響を及ぼします。適度に座り方を変え、骨盤周りを動かすことで、身体に負担のない姿勢を維持し続けるようにしましょう。

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