・両肩を落とし、両腕を楽にする
上記に述べた姿勢をとったとしても、体の重心が左右どちらか一方に偏ってしまうと、身体は歪んだ姿勢になってしまいます。すると、正確な動きができなくなってしまいます。

 

こうした、姿勢の歪みの原因は肩からくることが多いです。肩は、緊張したり、腕に力を入れたりすると、肩関節が上に上がってしまいます。すると、上半身の上部が力んでしまい、あらゆる動きがぎこちなくなります。これによって、胸や腰に変な力みが入り、姿勢がゆがんでしまう可能性があります。

 

そのため、止まっているときも動いているときも常に両肩を落とし、腕を楽にするようにしましょう。これによって、身体に余計な力みがかかりにくくなります。その結果として、身体に余計な歪みが生じるのをおさえることができます。
 
 ・動きを腰から始動する
「股関節で地面を捉える」「肩を落として腕を楽にする」姿勢をとった後に、試しに腰をねじってみましょう。すると、腰のひねれる量が大きくなるのがわかります。これによって、多くの力を伝えることができます。

 

その次に、腕を降り出してみましょう。腰の位置が適切に決まれば、肩や首に余計な力みが起こることはありません。すると、腕を降り出したときに頭がつられて動くことはありません。

 

真上に挙げてみましょう。すると、腕を上げたときに頭がつられて動くことがありません。このような動作を取ることができれば、姿勢としては問題ないと言えます。

 

ほとんどの人が腰が十分にねじれないままに、肩や腕の力だけで振り上げてしまいます。これでは十分に身体がねじれず、力が出ません。また、動きがぶれたり、頭が腕の振り上げにつられて動いてしまいます。

 

適切な姿勢が取れないまま、本人が一生懸命やればやるほど、肩・腕に力が入り、上半身が安定しなくなります。
 
 ・小指を締める
運動中、胴体部の筋肉を効率よく活用できれば、負担なく体を動かすことができます。そして、人の手と胴体部の筋肉はつながっており、小指は腰の力と直結します。片方の手を腰に当てて、もう片方の手の小指を握ってみましょう。すると、腰の筋肉が動いているのがわかります。

 

スティック状のもの(ゴルフのドライバー、パター、バット、ラケット)を持つときは、まず小指でしっかり持ち、そこから後の4本をそえるようにします。この持ち方ができれば、うまく腰の力をものに伝えることができます。首、肩に力が入らないので、肘が浮くことなく、動きがぶれることもなくなります。小指を鍛えることが腰の力を伝える秘訣です。

 

運動をするときに、力任せに行ってしまうと、怪我をしてしまう可能性があります。そのため、力を多く伝え、正確に動作を行うためには、適切なフォームを理解する必要があります。

 

そのためには、「股関節で地面を捉える」「両肩を落として両腕を楽にする」「動きを腰から始動する」「小指を締める」を意識して運動するようにしましょう。心身の余計な力みが少なくなり、体に負担なく運動を行うことができます。

 

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