スポーツにおいて、心(精神)と体をバランスよく鍛えるには

スポーツにおいて、技術だけでなく、精神や心の鍛錬が重要になってきます。

 

いくら運動がうまくても心が弱ければ、試合で緊張して思うようなパフォーマンスができなくなります。人より才能があっても精神や我慢強さがなければ、練習が長続きせず、実力は下がっていきます。そのため、バランスよく両方を高めていく必要があります。

 

弓道の世界より、スポーツにおいて技術だけでなく、精神力を鍛えるための考え方をここでは解説していきます。

 

 弓道は特別なことをしない人が最もうまい
弓道の世界では各地方で発達した「流派」が存在します。稽古する目的はほぼ同じですが、流派によって弓の引くときの「型」が違います。

 

流派ごとに弓の握るときの整え方が変わっていたり、矢を放すときの拳の軌道を違っていたりします。書籍を調べると「拳の離し方を小さくコンパクトにするのが〇〇流の醍醐味」と説明している本もあります。

 

しかし、あらゆる流派を勉強して、弓道の本質をつかんでいる人はそういった形にこだわりません。むしろ、特別なことを試そうとするなと説明するはずです。

 

その理由は、特別なことをやろうとすると変な意識が身についてしまうからです。「この形でないといけない」とか、「あの形は自分の行っている方法と違う」といった思考は、特別なことを意識しているといえます。このような考え方では、解釈が偏って、弓道の理解に深みがなくなります。

 

そのため、弓道では特別なことをやらずに素直に引いている姿が「うまい」といえます。

 

弓道を志す人はみな的中や見た目のキレイさを求めて、特別なことをしようとします。引くスピードを遅くしたり左肩を固めたりして、少しでも的中率を上げようと不自然な動きをします。

 

一方、的中にとらわれず、自分の体を素直に動かせている人は健康的でかつ筋肉もよく働いた射と言えます。弓道の世界ではこのことを「見どころなき弓こそものの上手なれ」と表現します。

 

特別なことを考えずに普段やるべきことをそのままこなす人であるほど、弓を上手に射こなすことができます。
 
 当たり前のことをしっかりやれば、精神力は身についてくる
他のスポーツの世界でも同様です。多くの人は、スポーツ選手の特別なプレーを見て憧れを持ちます。そして、その人と同じようなカッコイイプレーをしたいと思い、真似をしようとします。ただ、そのようなことをしなくても技術や精神を高める方法があります。

 

それは、当たり前のことを決めて毎日行うことです。

 

「基礎に徹する」「試合前に準備をする」「掃除をする」「挨拶をする」「仲間を支え合う」「しっかかり食べて寝る」「学ぶ気持ちを常に持つ」、これらは毎日行う当たり前の動作です。これら普段行う動作を常に意識するようにしましょう。

 

これだけで、スポーツにおける精神力は十分に鍛えられます。なぜなら、通常の動作を毎日行うことは難しいからです。

 

たとえば、サラリーマンは毎日朝早く起きることが当たり前の動作です。なぜなら、仕事が朝から始まるからです。

 

しかし、休日になったら起きるのが遅くなります。早く起きれないのであれば、「早起き」という行動が当たり前のレベルになっていないことが分かります。このように考えると、いつでもその行為を欠かさず行うのは難しいことがわかります。

 

しかし、毎日続けていけば、生活習慣や心の持ち方が変わります。決して、新しいことや特別なことをする必要はありません。毎日やるべきことをきちんと続けるだけで、精神や心は自然と身に付きます。

 

私自身、弓道で必要な「立つときの首の使い方」を24時間あらゆる動きで実行しています。こうした小さい積み重ねをどんな場合でも当たり前のようにすることで、心と体の使い方の考えが変わっていき、稽古の質を一層高めることができます。

 

難しい本を読んで心や精神について学習する必要はありません。日常生活のすでにあることから、気の持ち方を変えることができます。

 

スポーツの動作で技術以外に心や精神を鍛えたければ、毎日やるべきことを当たり前になるくらい続けましょう。生活習慣や考え方が変わり、精神力は確実に鍛えられます。

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