スポーツでの失敗やミスなど、悪い意識をうまく調節する思考法

多くの人はスポーツをするときに何かしら意識を持ちます。その中には「良い意識」と「悪い意識」の二種類があり、その場の状況や自分の体調によって変わります。

 

悪い意識をふくらますことはスポーツに悪影響を及ぼすことがあります。心が引きずられて、体が動かなくなってしまうからです。そうはいっても、自信のない人であれば、悪い意識を消すどころかより増大させてしまう可能性があります。

 

ここでは弓道の世界の考えから、頭の中の失敗やミスなど悪い意識をうまく調節する思考法を解説していきます。
 
 悪いイメージはなくすのではなく、小さくする
弓道では、弓を引いている途中で「この動きはまずい」と違和感を感じるときがあります。体の使い方に何かしら誤りがあるとこの感情が出てきます。すると、弓を引く動きに何かしら無駄が出てしまい、的を外してしまいます。

 

動作の途中で意識の持ち方を変えると、よけいに動きが悪くなってしまいます。その場合は「そう思ってしまったとしても、そのままの気持ちで動きに徹する」ことを心がけます。

 

すると、変な意識が大きくふくらむことなく、弓を引ことができます。

 

悪いイメージは気にしてしまうと、それにとらわれて頭の中でどんどん大きくなってしまいます。すると、弓を引く動きが思う通りにいかなくなってしまいます。

 

そこで、あえてその意識を持ったまま動作に徹することで、悪いイメージを「小さくすること」はできます。「動き」に集中することで、頭の中に存在する失敗や悪い気持ちにとらわれないようにするためです。

 

弓道界に多大な影響を与えた明治以降の弓道家「梅路見鸞(うめじけんらん)」は、弓を引くための心得を7つの言葉で表現しました。その中の一つに、「正雑二念の平衡」という文章があります。

 

「正」とは正しい動作、「雑」は邪念の入った動作を表します。弓を引いている最中は「正」と「雑」の意識が常に混在しているため、それらにとらわれないようにしなさいと説いています。

 

いくら良いイメージがあっても、人は不安や恐れを取り除くことができません。状況が変わってしまうと慣れていない人は、気持ちが急に悪い方向に向かってしまうこともあります。そこでマイナスの感情をなくそうと思うと、さらに考えすぎたり落ち着かなくなってしまいます。

 

そのため、動作に集中して、できることを行い、悪い意識を薄める気持ちが大切です。
 
 悪い意識はスポーツ動作のミスを少なくする
悪いイメージやマイナスな感情はスポーツの動作に不利に働くように思いますが、実際には良い影響を与えます。

 

ネガティブな感情を持っておくと、「注意力」が高まります。普段気づかないようなことに気づき、思わぬミスや不注意を防ぐことができます。一方、ポジティブな感情を持つことは必ずしもスポーツにいい効果を与えるとは限りません。良いイメージを持っていると過信し、気が抜けやすいからです。

 

悪い感情にとらわれると動きに影響が出てしまいますが、少しだけ持っておくことは精神的に良いことです。マイナスな感情を否定的にとらえないようにすると、失敗やミスなどの意識から解放されやすいです。

 

スポーツで悪いイメージが頭の中で浮かび始めたら、それを浮かべたままで自分のやることに集中しましょう。すると、悪い意識が薄まって動作を行うことができます。

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